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【英語力アップ】サッカー最高峰に学ぶ!リオネル・メッシの名言集

2025年1月5日

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  • 手伝いをお願いするときのフレーズは?
  • 「気にしないよ」って気持ちを表現したい。
教えて〜
教えて〜

今回は、アルゼンチン出身の世界的サッカー選手リオネル・メッシの名言を題材に、「Help」の使い方をわかりやすく解説します。

「Help」は日常会話で頻出ながら、意外と使い方に迷いやすい単語です。

さらに、使いこなせるとカッコいいフレーズ「It doesn't matter」も合わせて紹介します。

メッシの母国語はスペイン語のため、紹介する名言は英語に翻訳されたものです。

この記事で学ぶこと

  • 主語 + help + 人(目的語)+(to)動詞の原型(誰は誰が〜するのを助ける)
  • 主語 + help + 人(目的語)+ with + 名詞(誰は誰の〜を助ける)
  • 「It doesn't matter~」(~は重要でない、関係ない)

この記事を読めば、これらのフレーズを自然に使えるようになる、そんな内容になっています。

リオネル・メッシ (Lionel Messi) 人物紹介

メッシ
ピッチ上の熱き瞬間

人物紹介

リオネル・メッシは、成長ホルモン分泌不全症という病を抱えながらもサッカーの才能を認められ、13歳でスペインのFCバルセロナに入団。治療費を負担したクラブでの成長は目覚ましく、トップチームでデビュー後、数々のタイトルを獲得し世界最高の選手として君臨しました。また、2022年にはアルゼンチン代表として悲願のワールドカップ優勝を達成しました。

メッシは、幼少期に病気と闘ったつらい経験から、病気の子どもたちや教育を受けられない子どもたちを支援するために、レオ・メッシ財団を設立しました。

サッカー選手として、また人として、偉大な人物です。

名言① メッシの教え:失敗が学びを導く

メッシ
ピッチ上の熱き瞬間

Many times, failure is part of the road and also helps us learn. Without the lows, it’s impossible for success to come.

(多くの場合、失敗は道の一部であり、学ぶ助けにもなる。 低迷がなければ、成功することもない。)

人生に失敗はつきもの。
失敗は、新たな学びや成長の機会である。

失敗があるからこそ、次のステップへ進むことができる。

そして成功は、苦労や困難を乗り越えた先に訪れる。

この名言では、「help us learn」というフレーズが効果的に使われていますが、「Help」は意外と使い方に迷う単語です。

「助ける」の意味を持つ「Help」には2パターンの使い方があり、これさえ覚えれば大丈夫です。

使い方を理解すれば、とても便利なフレーズになるので、一緒に確認していきましょう!

「Help 」(助ける)の使い方(パターン)

「Help」を使う際は、下記の2パターンを覚えておきましょう。

パターン:

  1. 主語 + help + 人(目的語)+(to)動詞の原型 (toは省略可)
    (誰は誰が〜するのを助ける)
  2. 主語 + help + 人(目的語)+ with + 名詞
    (誰は誰の〜を助ける)

補足

動詞原型の前に使われる「to」は省力可能で、ネイティブスピーカーの会話やカジュアルな文章では、「to」を省略することが多いです。したがって、以下の例文では「to」は省略させていただきます。

① 主語 + help + 人(目的語) + 動詞原型

  • 誰が誰を手伝って、何をするのかを意識するだけ
  • フレーズの構造:
    • 手伝う人(主語)
    • 手伝われる人(目的語)
    • 何をするか(動詞の原形)
  • 例)I help him clean.(私は彼が掃除するのを手伝う)

早速、例文を見ていきましょう。

例文1

She helped me solve the math problem.
(彼女は私が数学の問題を解くのを手伝ってくれました。)

例文 2

Can you help me carry these boxes?
この箱を運ぶのを手伝ってくれますか?)

例文 3

They helped us prepare for the event.
(彼らは私たちがイベントの準備をするのを手伝ってくれました。)

② 主語 + help + 人(目的語) + with+ 名詞

  • 「with + 名詞」で何を手伝うか
    • 「with」の後には物事やタスクを置く
  • フレーズの構造:
    • 手伝う人(主語)
    • 手伝われる人(目的語)
    • 何を手伝う(with + 名詞)
  • 例)I help him with his homework.(私は彼の宿題を手伝う)

例文 1

Can you help me with my homework?
宿題を手伝ってくれますか?)

例文 2

She helped him with the presentation.
(彼女は彼のプレゼンを手伝いました。)

例文 3

I need someone to help me with the cleaning.
掃除を手伝ってくれる人が必要です。)

主な違い

項目help + 人 + (to) 動詞の原型help + 人 + with + 名詞
目的語の種類動作(動詞)物事(名詞)
フォーカス「何をするか」にフォーカス「何に関して助けるか」にフォーカス
具体性より具体的やや抽象的

このように、「助ける」の意味を持つ「Help」には2つのパターンがあります。

このポイントさえ、押さえておけばオッケーです。

補足

また、「Help」には「I can't help + 動名詞(~ing)」(~せずにはいられない)という意味でのフレーズがあります。これもよく使われるフレーズなので、また別の記事でご紹介したいと思います。

「Help」を使った実例集

"Help" の基本的な使い方を理解したところで、次はそれぞれのパターンを使った実践的な例文を見ながら、さらに深くマスターしていきましょう。

1)主語 + help + 人(目的語)+(to)動詞の原型

例文 1

A: I want to improve my English speaking skills.
(英語の会話力を上達させたいんだ。)
B: I can help you practice every day.
(毎日練習を手伝うよ。)

例文 2

A: Can you help me finish this report?
(このレポートを仕上げるのを手伝ってくれる?)
B: Sure, I’ll help you complete it.
(もちろん、完成させるのを手伝うよ。)

例文 3

A: I’m struggling to solve this math problem.
(この数学の問題を解くのに苦労しているんだ。)
B: Let me help you figure it out.
(問題を解くのを手伝ってあげるよ。)

2)主語 + help + 人(目的語) + with + 名詞

例文 1

A: Can you help me with this project?
(このプロジェクトを手伝ってくれる?)
B: Absolutely, let’s work on it together.
(もちろん、一緒にやろう。)

例文 2

A: Could you help me with the decorations for the party?
(パーティーの飾り付けを手伝ってくれる?)
B: Sure, where should we start?
(もちろん、どこから始めようか?)

例文 3

A: Can you help me with the kids? I need a break.
(子どもたちの世話を手伝ってくれる?少し休みたいんだ。)
B: Of course, I’ll take care of them for a while.
(もちろん、しばらく見ててあげるよ。)

「help + 人 + 動詞の原型」と「help + 人 + with + 名詞」は、日常や学習、仕事など、さまざまな場面で使えます。

まずは、むずかしく考えず、

  • Can you help me learn English?
  • Can you help me cook dinner?
  • Can you help me find my keys?

のように、簡単な動詞とくっつけて練習してみてください。

名言② メッシが語る:ロナウドとの比較よりも大切なもの

メッシ
ピッチ上の熱き瞬間

It doesn’t matter if I am better than Cristiano Ronaldo, all that matters is that Barcelona are better than Real Madrid.

(自分がクリスティアーノ・ロナウドより優れているかどうかは重要ではない。重要なのは、バルセロナがレアル・マドリードより優れていることだ。)

リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドは、サッカー界を代表するライバルです。

メッシが活躍したバルセロナとロナウドが所属したレアル・マドリード。二つの名門クラブのライバル関係がさらに火をつけました。

この名言では、「It doesn't matter ~」「All that matters is ~」を対比することで、「何が本当に重要なのか」をより強調しています。

メッシは、「個人の競争」よりも「チームの成功」が重要であることを強調しています。

「It doesn't matter~」は、自分にとって結果が重要でない場合や、特にこだわりがないときに使われる表現です。

日常会話でも頻繁に使われるフレーズです。

詳しく見ていきましょう!

フレーズの意味と基本文法

1) 意味の解説

It doesn’t matter ~ = 「~は重要ではない」「関係ない」

ポイント: 状況や選択肢が結果に影響せず、個人にとって重要ではないことを伝える。

2) 文法構造

It doesn’t matter + 疑問詞 / if + 文

例)

  • "It doesn’t matter what others say."(他の人が何を言っても関係ない。)
  • "It doesn’t matter if it rains."(雨が降っても関係ない。)

使える例文集

「It doesn't matter ~」は様々な場面で使える便利なフレーズです。

普段の会話でも、「そんなの関係ないよ〜」みたいな話をすることがありますよね。それを英語で表現すると「It doesn't matter」になります。

様々なシチュエーションを想定した例文を見ていきましょう!

1. 日常生活

例文 1

A: What should we have for dinner? Pizza or pasta?
(夕食は何にしよう?ピザ、それともパスタ?)
B: It doesn’t matter to me. You can choose.
(どっちでもいいよ。君が選んでいいよ。)

例文 2

A: It looks like it’s going to rain today.
(今日は雨が降りそうだね。)
B: It doesn’t matter if it rains. We can still enjoy a movie at home.
(雨が降っても大丈夫だよ。家で映画を楽しめるから。)

2.仕事や勉強

例文 1

A: I’m worried this report isn’t perfect.
(このレポートが完璧じゃないのが心配です。)
B: It doesn’t matter if it’s not perfect. You did your best, and that’s what counts.
(完璧じゃなくても大丈夫だよ。ベストを尽くした、それが大事なんだ。)

例文 2

A: I got the answer wrong again!
(また答えを間違えちゃった!)
B: It doesn’t matter how many mistakes you make. What’s important is that you’re learning.
(何回間違えても関係ないよ。大事なのは学んでいることだよ。)

3. 恋愛や人間関係

例文 1

A: Should we go to the beach or the mountains for the weekend?
(週末は海に行く?それとも山にする?)
B: It doesn’t matter where we go as long as we’re together.
(一緒にいるならどこでもいいよ。)

例文 2

A: Do you think people will judge me for this decision?
(この決断で人に批判されると思う?)
B: It doesn’t matter what others think. You have to do what feels right for you.
(他の人がどう思うかは関係ないよ。君が正しいと思うことをすればいい。)

「It doesn’t matter ~」が冷たく聞こえる場合

「It doesn’t matter ~」は状況によっては冷たい、無関心、または否定的に感じられることがあります。

特に、相手が何か重要だと思っていることを軽視するようなニュアンスで使うと、冷たく聞こえます。

例文

A: Should we discuss the details of the project now?
(今、プロジェクトの詳細を話し合うべきかな?)
B: It doesn’t matter. Just do whatever you want.
(どうでもいいよ。好きにすれば。)

このように、相手を突き離すように使うこともできます。

否定的なニュアンスを意図的に表現したいときは問題ありませんが、誤解を招くのは避けたいものです。

状況に合わせた他の表現方法

「It doesn’t matter」以外にも使える表現があり、状況によってはその方がより適切な場合もあります。

では、他の表現もいくつか見ていきましょう。

  1. I don’t mind ~
    • 意味: 「どちらでもいいよ」「気にしないよ」
    • ニュアンス: 自分より相手を尊重する印象を与えます。

例文

A: Do you want tea or coffee?
(紅茶がいい?それともコーヒー?)
B: I don’t mind, whatever you prefer.
(どちらでもいいよ。君が好きな方で。)

  1. Either way is fine with me.
    • 意味: 「どちらでも構わないよ」
    • ニュアンス: ポジティブで受け入れる姿勢を伝えられます。

例文

A: Should we go hiking or stay home and watch movies?
(ハイキングに行く?それとも家で映画を見る?)
B: Either way is fine with me.
(どっちでも構わないよ。)

  1. It’s up to you.
    • 意味: 「あなたに任せるよ」
    • ニュアンス: 相手に選択を委ねることで、配慮のある表現になります。

例文

A: Do you think we should order dessert or not?
(デザートを注文するべきだと思う?)
B: It’s up to you. I’m happy either way.
(君に任せるよ。どっちでも幸せさ。)

  1. That’s not a big deal.
    • 意味: 「大したことじゃないよ」「気にしないで」
    • ニュアンス: 問題を軽くするニュアンスで、優しい響きがあります。

例文

A: I made a mistake in my presentation.
(プレゼンでミスしちゃった。)
B: That’s not a big deal. You did great overall!
(大したことじゃないよ。全体的に素晴らしかったよ!)

これらの表現を覚えておくと、「それほど重要ではない」という考えをより適切に伝えられるようになります。

まとめ

メッシ
ピッチ上の熱き瞬間

今回は、サッカー界最高峰の選手リオネル・メッシの名言を取り上げ、「It helps us learn ~」「It doesn’t matter ~」というフレーズに焦点を当てて解説しました。

紹介したフレーズはどれも日常会話でよく使われるものです。

機会があれば、実際に使ってみることで、さらに記憶に定着するはずです。ぜひ試してみてください。

-有名人